【名古屋医専】臨床現場を想定した模擬症例実習
2020.10.09
はじめに、新型コロナウイルスへの対応が長期化するなか、第一線で奮闘されている医療従事者の皆さまに対し、感謝の気持ちをお伝えするとともに、感染者の皆さまが早く軽快されることを心からお祈りします。
皆さん、こんにちは。名古屋医専 視能訓練学科です。
名古屋医専の視能訓練学科は、東海地区の専門学校唯一の3年制で、真のエキスパートとして活躍する即戦力を育てるため、将来を見据えた独自の「専攻制教育」を行っています。
また、実際の臨床現場を想定し模擬症例実習も行っています。今回はその模擬症例実習についてお話します。
患者様役は基本的には他学科の先生が務めてくださいます。他学科の先生も医療従事者なので、実習中には違った視点でのアドバイスをいただくことができることもこの実習の特長の1つです。
事前に問診票を記載していただき、主訴・現病歴・既往歴・家族歴などを確認します。
次に必要と思われるメディカルインタビューをし、検査を組み立て、実践します。
クラスメイト相手ならできるのに、相手が変わると説明も検査も途端に難しくなります。
また、患者様役は臨経験豊富な先生方ですからプロとしての眼もお持ちなので、より緊張感も高まります。
医療全般において患者様と対峙した時に過度な緊張は不要ですが、ある程度の緊張感は必要なのです。
緊張をコントロールして、どんな方が相手でも普段の実力が出せるようにこれからも練習していきます。