眼鏡実習
2018.07.02
こんにちは
岡山県の川崎医療福祉大学です。
7月に入り、だんだんと蒸暑くなってきました。
この蒸し暑さを吹き飛ばすニュースが入りましたのでお伝えいたします。
6月18日(月)に視能矯正専攻の3年生が、眼鏡実習のため岡山市にある眼鏡医療技術専門学校ワールドオプティカルカレッジへ行って参りました。
その実習の様子を一部お届けします。
まず、レンズの加工実習です。
ここでは、眼鏡の分解や組み立てを行いました。実際に処方箋の屈折値からレンズを削りフレームにレンズをはめ込む作業まで体験させていただきました。レンズを削る作業では、最初は機械がある程度レンズフレームの大きさになるよう削ってくれますが、最後は人の手でフレームに合わせた大きさになるように微調整して削るため、学生は悪戦苦闘していました。
次に、眼鏡のフィッティング実習です。
正しい眼鏡の条件とは、疲れがない正しい屈折矯正がされているもの、眼鏡がずれ落ちたり痛くならないもの、そしてよく似合っているものです。学生は実際に人の顔の模型を用いて正しいフィッティングの状態を学びました。
最後にスポーツビジョン実習です。
スポーツをするときには、はっきりみる、動くものをみる、広い視野でみる、一瞬で全体をみることが必要になります。これらを評価すると、何の能力が優れているのか、何が足りないのかが分かるということで、学生も体験しました。
スポーツビジョンの検査は瞬間視を測定するものや、動体視力を測定するものなど様々な項目がありました。
学生は初めての体験に興味津々でした。
眼鏡についての知識や実習を専門的に学ぶことは、視能訓練士として仕事をする上でとても大切です。
今回の実習を機に、眼鏡に対する理解を深め、臨地実習に繋げていってもらえればうれしい限りです!