オルソケラトロジー授業
2017.06.14
こんにちは、九州保健福祉大学です。
近年、注目されているオルソケラトロジーの授業が
外部講師の先生をお迎えして行われました。
オルソケラトロジーとは、第4の屈折異常矯正法ともいわれ、
眼の屈折度数を左右している角膜のカーブを
ハードコンタクトレンズで変形させて近視を軽くする方法です。
通常のコンタクトレンズ使用法と違って就寝中に装用し、
日中は裸眼で過ごします。
また、近年では、近視進行抑制の効果が期待されている屈折異常矯正法です。
本学では、一昨年から3年次生にこの授業を取り入れています。
さて、実習では、基本的な知識から処方までの手順を学びます。
ところが、学生たちは、ハードコンタクトレンズと聞くと、顔色が曇ります。
何故って、あのゴロゴロ感が辛いというイメージがあるからです。(汗
しかし、そこは視能訓練士のヒヨコ達。
自分が入れたことのないレンズを
人にすすめるわけにはいかないと、
身体を張って数人が短時間の装用を体験しました。
患者さん目線で、いろんな提案ができる視能訓練士を
めざしてほしいと思っています。