第47回
洛和会京都厚生学校 視能訓練士学科 1年生(1年制 ) T.Sさん
2015.10.13
幼いころ、「もしも明日目が見えなくなってしまったらどうなるのだろう」と考えたことがありました。人間は外界からの情報の80%を視覚から得ているといわれています。
昨今の高度情報化社会においては、その比率はさらに高くなっているでしょう。
幼い時はそうした見えないということをただ不安に思うばかりでしたが、学校で何が見えなくさせるのかのメカニズムを学ぶことで、徒に怯えることはなくなりました。
視能訓練士は良く分からなく不安な症状を、検査を通して眼に見える形で顕すことができます。それは医師の診断の基となる重要な仕事の1つです。その役割を十全に果たせるようになることが今の自分の目標です。