第190回
川崎医療福祉大学 3年次生 M.O.
2024.10.03
私は幼い頃から眼科に通う機会が多く、眼に対する悩みや検査に対する不安を抱えながら眼科通いをしてきました。そんな時、私の表情から気持ちを読み取り、寄り添いながら優しく接してくれた視能訓練士の方の姿を見て、感銘を受けたのが今でも強く印象に残っています。的確な検査や訓練ができることはもちろん、私も不安を抱えている患者さんの気持ちにも寄り添いながら患者さんに共感できる視能訓練士になりたいと思い、視能訓練士という職業を目指すようになりました。大学に入学してからは日々勉強や実習の繰り返しですが、勉強を重ねていくにつれて入学時より多くの専門的知識や技術がついていることを実感できる機会が増え、勉強のやりがいを感じています。私の理想となる視能訓練士になるためにはまだまだ努力が必要ですが、「患者さんの気持ちに寄り添うことができる視能訓練士」という自分自身の目標を忘れず、これからも日々学習を重ね、実習でもたくさんの経験を積んでいきたいと思います。