第191回
吉田学園医療歯科専門学校 2年生 H.Mさん
2024.10.15
私が中学生のときに祖父が失明し、そこで初めて視能訓練士という職業を知りました。そこから眼についてたくさん調べるようになり、「見える」ということは当たり前のことではないと感じました。そして、眼のことで困っていたり悩んでいる人を助けたいと思い視能訓練士を志しました。
吉田学園では、保育園や聾学校、高齢者施設などたくさんの実習先があり、日常では関わることの少ない方々とふれあい学ぶことができます。その中でコミュニケーションのとり方を学び、実際に検査をする際はどのように誘導し説明したらわかりやすいかなどを考え、実践しています。
授業では基礎学習の他、介護やリハビリテーション実習、普通救命講習などを受け、どのような状況下においても医療従事者の一員ということも忘れずに日々取り組んでいます。
勉強では、「理解していること」と「理解していないこと」を明確にし、理解していないことをクラスメイトや先生に聞き、お互いも高め合いながら頑張っています。将来は、常に向上心を持ち正確な知識と技術、そして豊かな人間性をもつ視能訓練士になりたいです。