第174回
神戸総合医療専門学校 3年生 S.C.
2023.05.18
私は小学生の頃に片目の弱視と診断を受けました。
眼鏡をかけても視力が悪く、その治療のため子どもの頃は眼科を定期的に受診していたので、視能訓練士の方の存在は私にとってとても身近でした。
弱視のために遠近感覚が鈍くなったり物が二重に見えたり日常生活で不便を感じることも多くありましたが、訓練を頑張ることで次第に視力も向上していきました。高校を卒業するまでバレーボールを続けることが出来たのも、眼科への通院が苦にならないように毎回工夫をして検査をしてくれた視能訓練士さんのお陰と思っています。
この経験があって私は、自分も将来視能訓練士となり、辛い思いをしている患者さんに少しでも自信を与え、希望を持って頂けるような存在になりたいと思いました。
今は専門学校へ入学しあっという間に3年生となり、6月末から始まる臨時実習へ向けて頑張っているところです。