第165回
福岡国際医療福祉大学 2年 N.T.
2022.10.14
幼い私に優しく寄り添いながら斜視弱視の検査や訓練をしてくれたあの人が視能訓練士だと知ったのは、進路を模索していた高校生2年生の夏でした。斜視について詳しく勉強したい、そして過去の自分の経験を生かして眼に携わる仕事がしたいと考え、私はこの道を選択しました。
大学2年生になって専門科目を学ぶ機会が多くなり、斜視弱視の検査についての実習の授業が増えました。実際に検査をしてみると、理論と実際がなかなか結びつかずに悪戦苦闘しています。
しかし、私が検査や訓練をする未来の患者さんのために、その患者さんの見える喜びやquality of visonを守るために、仲間と切磋琢磨しながら知識と技術を身に付けていきたいです。そして、いつか私も「あの時の素敵な視能訓練士さん!」と誰かの記憶に残るような存在になりたいです。