2020.08.20

　免許取得からを振り返ってみますと、新人の頃は先輩方の巧みな技術に魅了され、少しでもその姿に近づきたい一心で研修や生涯教育を受けてきました。
　患者ファースト、質の高い医療の提供を掲げてきましたが、生涯教育で出会った志の高い同胞との意見交換によって、質こそ研究から生まれた成果であることに気づきました。
　今は臨床で日々感じる疑問について仮説と検証を行い、発信することに力を入れています。
　これがインフォームドコンセントに繋がり、結果的に患者様に納得のいく説明として還元されています。元々研究職志望だった私にとって、今の環境は願ったり叶ったりであり、視能訓練士になって本当に良かったと実感しています。今後は、これまでの視能訓練士業界の礎を築いてきた偉大な先輩方に敬意を表しつつ、時代の変遷に対応できるよう多方面からの情報収集に努めたいと考えています。

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